新年あけましておめでとうございます
今年も「コウノトリ普及推進員のブログ」をどうぞよろしくお願いいたします。
新年の始まりに、地元周辺地域でコウノトリを探してきました。
今回は3カ所で合計7羽のコウノトリを確認できましたので、その様子をご紹介します。
- 出石町小坂地区
まずは地元・出石町小坂地区から探索をスタート。
小坂地区には複数の人工巣塔があり、繁殖に利用されるなど一年を通じてコウノトリが見られる地域です。
豊岡市立小坂小学校近くの田んぼで、メスのJ0130を発見。
しばらくすると飛び立ち、オスのJ0245がいる畔に下り立ちました。
その後、2羽で水路に入り、連れ添いながら採餌を始めました。
近くの森井区にある人工巣塔は昨年使われませんでしたが、今年はこのカップルが繁殖に利用してくれることを期待しています。
- カップル:一緒にいるつがい、まだ繁殖(産卵など)が決まっていない段階
- ペア:繁殖行動(営巣、交尾など)があり、実際に産卵などの繁殖に至ったつがい


出石町小野地区
隣接する小野地区へ移動。
袴狭(はかざ)区の人工巣塔付近で、オスのJ0500と少し離れた場所にメスのJ0428のペアを見つけました。
この2羽は、袴狭人工巣塔で毎年繁殖しているペアで、昨年は2羽のヒナが巣立ちました。
今年もこのペアの繁殖成功を願っています。
もう1羽、以前からこの地域にいるメスのJ0363も確認しました。
かつてはJ0428と仲が良かったのですが、今は縄張りに入ると追い払われる関係になっています。
この日もJ0363が近づくと追い払う様子が見られました。


- 新田地区
最後に新田地区百合地(ゆるじ)区付近で2羽のコウノトリを見つけました。
百合地区には、2007年に野外初の繁殖に成功した人工巣塔があります。
しかし昨年は、育雛中にオス親J0025が亡くなり、残念ながら繁殖に失敗しました。
今年確認できた2羽は、周辺の電柱に巣を作ろうとしましたが、安全のため何度も巣材を撤去されていました。
今年は、このカップルが百合地巣塔で繁殖してくれることを期待しています。

2026年2月上旬から、いよいよ野外コウノトリの繁殖シーズンが始まります。
野外の個体数は指数関数的に増加しており、700羽を超える可能性もあります。
これからもコウノトリの魅力を皆さまにお伝えできるよう、情報発信に努めてまいります。