コウノトリKIDSクラブ第13期 ③ラムサール条約湿地
コウノトリKIDSクラブでは、夏休みの一日を使って、豊岡市以外の環境や取組みを学んだり地域の方と交流する活動を行っています。
今年は、島根県出雲市に行きラムサール条約湿地「宍道湖」について学びました。
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ラムサール条約とは、正式名称を「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、”国際的に重要な湿地と、そこに生息・生育する動植物を保全し、賢明な利用を進めること”を目的としています。
豊岡市にも登録湿地「円山川下流域・周辺水田」があります。コウノトリも暮らす豊岡の自然環境を支える重要な湿地です。
学習フィールドは、宍道湖の西岸に位置する、宍道湖の生きものを学べる『島根県立宍道湖自然館ゴビウス』と『宍道湖グリーンパーク』です。
宍道湖自然館ゴビウスで、展示飼育されている生きものの観察とバックヤードツアー。宍道湖グリーンパークでは、ラムサール条約や宍道湖に関する講座の後、野鳥観察を行いました。
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他の地域の環境や住んでいる生きものを知ると、似ているところや違うところに気づきます。「なぜ?」と興味をもってくれれば大成功!豊岡のことをもっと知る、もっと好きになるチャンスです。
今回は施設の方との関わりのみでしたが、豊岡のことを自分たちで伝える交流の機会も作っていきたいですね。