コウノトリブログ

コウノトリKIDSクラブ第13期 ②生きものの採取と同定

コウノトリKIDSクラブでは、豊岡の自然や生きものについて体験を通して学びます。

第2回と第3回の活動では、生きものの採取と同定(※1)を行いました。
※1 生物の分類上の所属や種名を決定すること

加陽湿地で昆虫採取&標本づくり

豊岡市出身で神戸女学院大学名誉教授の遠藤知二さんの指導の下、加陽水辺公園交流館に展示する標本づくりを体験しました。

遠藤 知二 KAKEN-研究者をさがす-

これまでから、加陽湿地・加陽水辺公園で採捕された昆虫を標本として展示し、来館者が自由に観察できるようにしています。

標本の価値

標本には、「採取日」「採取場所」「採取者」を記載したデータラベルを付けることが重要です。
データラベルがしっかりついた標本を残すことで、”その時、その場所にこの昆虫が生息していた”という証拠になります。

コウノトリ文化館で生きもの調査

コウノトリ文化館の裏手には、ビオトープがありたくさんの生きものが生息しています。どんな生きものが生息しているのか知ることは、環境を知ることにもつながります。

ビオトープとは

「ビオトープ」とは、ギリシャ語の「bios(生物)」と「topos(場所)」の合成語で、生物が生息している空間のことを意味します。詳しく知りたい方は、日本ビオトープ協会ホームページをご覧ください。
ビオトープとは | 日本ビオトープ協会 (biotope.gr.jp)

見た目の特徴などを参考に、捕まえた生きものをグループ(魚、昆虫、エビ など)に分けていきます。詳しい種名を特定するには知識が必要ですが、図鑑で調べるためにもグループ分けは大切です。


最近では、撮った写真からAIが判別してくれるアプリもあるので、生きものの名前を知るハードルは低くなってきています。

みなさんもぜひ、身近な生きものを調べてみてください。

 

 

 

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