コウノトリブログ

ラムサール条約湿地「円山川下流域・周辺水田」登録から10年

上空からみた円山川の写真
豊岡のまちの中央を流れる円山川の下流域とその周辺に広がる水田地帯。
こうした氾濫原の名残を残す湿地帯は、コウノトリをはじめとする水辺の生きものたちにとって格好の生息地です。
円山川の下流域を中心に「コウノトリの野生復帰」をキーワードに多様な主体が関わりながら、コウノトリの生息を支える自然の保全・再生に取り組んできました。

その取組みが認められ、2012年7月に「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約湿地として登録されてました。

登録10周年を記念して、条約に登録された意義や今後について考えるイベントを開催します。
~ラムサール条約登録10周年イベント~「水辺を守り、育てる」集い ①2022年7月16日(土)14:00~17:00「講演会」 場所:じばさんTAJIMA2階多目的ホール、7月17日(日)9:00~12:00「現地探訪会」 場所:田結湿地 電話、メールのいずれかで7月14日(木)までに申し込み。電話番号0796-20-8560 メール:toshima8560@iris.eonet.ne.jp

興味のある方は、ぜひ申し込んでください。

「円山川下流域・周辺水田」概要
英語名 Lower Maruyama River and the surrounding rice paddies
登録日 2012年7月3日(拡張:2018年10月18日)
面積 1,094ha
湿地のタイプ 河川、河口域、水田
所在地 兵庫県豊岡市
国際登録基準 基準2:絶滅のおそれのある種や群集を支えている湿地
基準8:魚類の食物源、産卵場、稚魚の生息場として重要な湿地
保護の制度 国指定円山川下流域鳥獣保護区円山川下流域特別保護地区
山陰海岸国立公園特別地域、河川区域
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