若者と繋ぐ「湿地」 -2024 IVUSA活動報告①-
2024年6月9日、田結湿地でIVUSA(NPO法人国際ボランティア学生協会)茨木クラブによるコウノトリ生息地保全活動が行われました。
IVUSA茨木クラブは、主に大阪の立命館大学茨木キャンパスに通う学生たちが所属しており、定期的にコウノトリの生息地保全活動を行っています。
(IVUSAの概要についてはページ下部のとおり)
2024年最初の活動は天候に恵れ、絶好の作業日和となりました。
活動では、初めに生き物調査を実施し、湿地内に生息している生き物について確認しました。
生き物調査では、スミウキゴリ、メダカ、クロズマメゲンゴロウ、大きなモリアオガエルなどが確認できました。
湿地保全作業では、乾いてしまった湿地に水を行きわたらせるため、スコップで掘削作業を行いました。
水生昆虫や魚類等が住みよい環境を目指し、試行錯誤しながらの作業となりました。
作業には、田結区の方々にもご参加いただきました。
地元の方々と交流しながら、一体的な活動を実施することができました。
学生の皆さんと作業していると、若い力に元気づけられます。
今後も学生の皆さんと一緒に活動するのが楽しみです。
〈IVUSA〉
1993年に設立された学生ボランティア団体(NPO)。社会にある様々な課題に対し、学生の熱意とパワーで挑戦している。
主に災害救援、環境保護、国際協力、地域活性化、子どもの教育支援の5分野を解決するために活動している。